× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
崖の上を歩く。
道が見えない。 崖の淵を歩く。 それが唯一の道筋。 足を踏み外す。 崖の下へまっさかさま。 傷ついて、血だらけになった。 痛みに泣いて、上を見上げた。 あぁ、空が遠い。 崖を登ると、爪に石が入った。 痛い。 足を掛けると、膝をすりむいた。 痛い。 私はまだ生きている。 空を見上げては憧れて 手の届かない高さに絶望する。 爪が割れても 足に血が滴っても 登り続ける。 先に何があるか分からない。 傷だらけになりながら 一歩一歩 上へ上へ。 ただ、生きているから。 目の前に道がある。 崖の淵。 人に突き落とされ 誤まって足を踏み外し 時には自ら転げ落ちる その痛さ。 何のために 崖の淵 何のために その先に見えるもの 感じるもの 一つの道筋が 生きる道が 私の歩く道 這い上がったとき 空は近くも無かった そしてまた崖の淵を歩く。 PR この記事にコメントする
|
ブログ内検索
プロフィール
HN:
K
性別:
非公開
職業:
事務
趣味:
読書・ネット
自己紹介:
部屋の片付けられない今時のOL。マンガはわりかし何でも読むので話振っていただいても。といっても最近のよりマニアックな感じのがわかるかも(笑)
小説は中国時代物といっても北方と宮城谷くらいですが。世界が狭いよ。 とりあえず世間知らずの我関せず。自分の世界に入り込みやすい。
カウンター
アクセス解析
meromero
|